AI・DX生成AIChatGPT

ChatGPT活用術 — 経理・バックオフィスで使える実践プロンプト例10選

生成AIは「使い方(プロンプト=指示文)」次第で、日々の事務作業を大きく助けてくれます。経理・総務など、バックオフィス業務ですぐ使える実践的なプロンプト例を10個、そのまま使える形でご紹介します。精度を上げるコツと、安全に使うための注意点もあわせて確認しましょう。

2026.07.05 更新 読了時間:約8分
シェアする
この記事でわかること
  • 良いプロンプトの3つの要素
  • 業務別・そのまま使える実践プロンプト例10選
  • 精度を上げる「追い質問」のコツ
  • 絶対に守るべき安全ルール

01良いプロンプトの3つの要素

生成AIから良い答えを引き出すコツは、指示を具体的にすることです。次の3点を意識するだけで、返ってくる答えの質が大きく変わります。

要素内容
① 役割AIに立場を与える「あなたは経験豊富な経理担当者です」
② 前提と条件目的・読み手・字数・トーンを伝える「新入社員向けに、専門用語を避けて300字で」
③ 出力形式形を指定する「表で」「箇条書きで」「メール文で」
ポイント
「①役割 + ②前提と条件 + ③出力形式 + 内容」の順で書くと、迷わず良いプロンプトが作れます。この型を覚えておけば、どんな業務にも応用できます。

02業務別・実践プロンプト例10選

メール・文書作成(例1〜3)

  1. 「あなたは丁寧な事務担当者です。取引先へ請求書の再送を依頼するビジネスメールを、角が立たない表現で作成してください。」
  2. 「以下の議事メモを、社内共有用の議事録に整えてください。決定事項・宿題(担当・期限つき)を分けて、箇条書きで。」
  3. 「就業規則の改定を全従業員に知らせる、わかりやすいお知らせ文を作成してください。難しい言葉は避けてください。」

経理・数字の整理(例4〜6)

  1. 「以下の勘定科目の意味と、どんな取引で使うかを、簿記を知らない人向けにやさしく説明してください。」
  2. 「経費精算のルールを、新入社員向けに1ページのマニュアルにまとめてください。NG例も入れてください。」
  3. 「以下の月次売上データを見て、前月比の変化と、気づいた点を3つ挙げてください。(※実データではなく架空の数字で)」

調べもの・要約・たたき台(例7〜10)

  1. 「小口現金の管理方法を、はじめて担当する人向けに手順を追って整理してください。」
  2. 「業務委託契約書に一般的に入れるべき項目を、チェックリスト形式で一覧にしてください。」
  3. 「以下の長い資料を、要点3つに要約してください。それぞれ1文で。」
  4. 「◯◯という制度について、社内説明用に、背景・ポイント・注意点を300字でまとめてください。」

03精度を上げる「追い質問」のコツ

一度で完璧を求める必要はありません。返ってきた答えに対して、対話しながら仕上げるのが上手な使い方です。

  • 「もっと丁寧な表現にして」「もっとカジュアルに」——トーンの調整
  • 「専門用語を減らして」「小学生でもわかるように」——難易度の調整
  • 「もっと短く(200字で)」「もう少し具体例を足して」——分量の調整
  • 「表にして」「箇条書きにして」——形式の変換
ポイント
AIは何度でも修正に付き合ってくれます。「70点の下書きを数秒で出させ、人が30点分を仕上げる」——この使い方に慣れると、ゼロから作るより圧倒的に速く、質も安定します。

04絶対に守るべき安全ルール

注意ポイント
顧客名・従業員の個人情報・マイナンバー・未公開の経営数字などを、外部の生成AIサービスに入力してはいけません。情報漏えいのリスクがあります。数字を扱うときは実データではなく「架空の例」で試す、社内で入力ルールを決める、業務用の安全なサービスを選ぶ——を徹底しましょう。

また、契約書や税務・法律に関わる内容は、AIの答えをそのまま使わず、必ず専門家が確認することが前提です。AIはたたき台づくりの相棒であって、最終判断者ではありません。

まとめ

良いプロンプトは「①役割 ②前提と条件 ③出力形式」を具体的に指定するのがコツ。この型を覚えれば応用自在です。

メール作成・経理の整理・調べもの・要約など、身近な業務からそのまま使えます(例文10選を活用ください)。

一度で完璧を求めず「追い質問」で仕上げる。70点の下書きを速く出させ、人が仕上げるのが最速です。

機密情報は入力しない、専門的な内容は人が確認する——安全ルールを必ず守りましょう。

税務・経営のご相談はアクアマリンコンサルティンググループへ

  • 初回相談無料
  • オンライン相談対応
  • AI・DXにも対応
お問い合わせはこちら

本記事は掲載時点の情報に基づいて作成しています。制度の内容は今後変更される場合があります。個別のご判断にあたっては、必ず専門家にご相談ください。

まずはお気軽にご相談ください。

初回のご相談は無料です。5言語対応の専門家がお応えします。

無料相談はこちら